ポケットティッシュとか配ってるのありますやん?街角で派手めのコスチュームのおねーちゃんが、民間金融会社とかコンタクトレンズ販売会社とかの広告入りのやつ。あれほんまに効果あんのか、と素朴に疑問に思ってしまうのねー。
たしかにビラなんかよりは「もらってくれる確率」は高いだろけど、さてそれだけで宣伝効果としてどうなのよ?と。ポケットティッシュを「もらった」「家に持ち帰った」まではいいとして、それから先、その広告を見て本人や家人が「おぉっ!この店に行ってみよう!」ってなるかぁ??僕なんか持って帰っても広告なんてまず読まないぞ。客誘導に役立ってると到底思えないのだが。
さらに言えば、ポケットティッシュを配ることによって認知度が高まったとしても、そこから決済に至る確率って、ものすごく低いように思うんよ。
んでですね、「はたしてあれは採算取れてるのか?」とイキナリ疑問に思いまして、電卓を叩きつつシミュレーションしてみる。暇なのか僕は。
まずティッシュ原価+広告用紙代(デザイン印刷費含む)を10円として、30秒に1個配るとして、1時間で120個配布可能。でバイト代を時給800円だとすれば、3時間で360個配って、ティッシュ代(3600円)+バイト代(2400円)で経費6000円かかる計算になる。
まぁ商品や媒体や企画にによるだろうけど、物販の場合最近では新聞の折り込み広告のCVR(決済率)は。およそ0.5%もあれば上出来と聞く。(>新聞に折り込み広告を5万部配布したとして、250件の受注ってことね。)
B4の新聞折り込み広告でさえCVR 0.5%。ティッシュ広告ならさらにCVRは下がり半分の0.25%と仮定しても1件の注文を取るために400個のティッシュを配らなきゃいけない計算ですな。つうことはですよ、かなり甘―く見積もっても(おねーちゃんの時給はもっと高いだろうし、30秒に1個のペースは無理っぽい。)、1件の注文を取るために時間にして3時間強、7000円ぐらいの広告経費が必要、ってこと。
もひとつ言えば、バイトのおねーちゃんは「とりあえず与えられたティッシュがなくなりゃいいわ。」って感じで、相手をセグメントせず手当たり次第に配ってるから、無駄打ちも多いはず。外国人観光客とかにもへっちゃらで「どうぞー。(にっこり。)」みたいに配ってるもんねー。給料体系を時給とか配った数とかじゃなく、インセンティブをつけてやんないとデマンドの高い顧客誘導は無理だろうから、CVRはけっこーヤバかろうかと。
ふつーに考えて、こんなんじゃ格安コンタクトレンズなんか売っても全然儲からないんじゃね?ぼったくり金利の「まちきん」(民間金融)なら十分利益は上がりそうだけど。(^^;)
きっと「ふつー」じゃないカラクリがあって、それでも儲かるからしょっちゅうやってんだろうけどさー。 |